成子天神社の紹介

  • めぐる
まっさらな心で神々を巡ってください。
まずは「本殿」へ。そしてお好きな神様へ。
めぐる順番に決まりはありません。
学ぶ
それぞれの神様の由緒を学び、神様に思いをはせてください。
尊い知恵を授けていただけるかもしれません。
感じる
神域内はすべてがパワースポット。
目には見えない神様は、素直な気持で感じる存在です。
自然に清々しい気持に包まれることでしょう。
  • 「めぐる」「学ぶ」「感じる」ご神域。「めぐり天神」に、お参りください。

西新宿八丁目に、静やかに佇む神域「成子天神社」。
当社は、千百年を超える歴史を持つ天神様のお社です。
「学問の神様」として名高い天神様、そのご神徳はそればかりではありません。
その時代その時代においての多様な信仰をひとつに統合する神様とも言われています。
天神社に、人々の思いに応える様々な神様がお集りになるのは、自然のことと言えるでしょう。
この度の御造営にともない「冨士講」や「七福神巡り」にあやかって、成子天神社の様々な神様や場所を巡り、その目に見えないお力を、感じていただけるよう境内を整えました。

由緒

[祭神 菅原道真公]

千百年を超える歴史を紡いできた「成子天神社」。
このあたりはその昔柏木村鳴子と呼ばれ、当地にはもともと大神宮(ご祭神天照大御神)が祀られ、松や柏の樹々が茂る清らかな神域が広がっておりました。
平安時代の延喜三年(九○三年)、九州の太宰府で菅原道真公が亡くなられたという報せを東国の地で受けた家臣の佐伯と斎宮は悲嘆極まりなく、その徳を慕い、洛陽(平安京)より、公の生前に彫られた像を柏木村に持ち帰りました。
そして当地を菅公神社の神域とし、平和と文道の神としてお祀りし当社が設立されたのです。
その後、徳川三代将軍家光公より春日局に柏木鳴子の地を賜り、局の勧請により天満天神社として社殿を造営。
明治二十七年成子神社と改め昭和三年成子天神社と改称。
その後戦災消失、昭和四十一年の再建等を経て、平成二十五年の御造営を迎えました。